さすらいの薪人 心に刻む言葉

自身の薪ライフや、クリーンエネルギー、緑内障の目の状況、昔の海外生活や、思想哲学、生命尊厳の創価哲学など、かって気ままに綴ります。

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170329モスクワ

環境について知る権利

「各人は良好な環境に対する権利、環境の状態に関する正確な情報を得る権利、環境法令違反により被った健康被害、財物被害の補償を受ける権利を有する」
1991年末のソビエト連邦解体後、ロシア連邦で93年に制定された憲法の42条である。これは環境権を定めた条文とされる。
「各人は良好な環境に対する権利」を有するというところまでは、どこの国でも考えつく理念だろう。
重要なのはそれ以降の部分。「環境の状態に関する正確な情報を得る権利」を明記していることだ。「良好な環境に対する権利」というだけでも憲法の理念としては十分ではないのか。なぜ「知る権利」とも呼べる要素を、同じ条文に盛り込むのか。
これはロシアが原発事故被災国であることと無関係ではない。チェルノブイリ原発事故後、ソ連政府は住民の命に関わる情報を隠し、それが被害の拡大を招いた。広い地域での汚染状況が一般に公表されたのは、事故から3年以上たってからだった。ないがしろにされた被災地域から、国家責任を問う声、より高度な自治・自決を求める声が高まった。それがソ連解体に向かう“土壌”をつくった。
「環境について包み隠さず話すこと」。新生ロシア連邦として出発するに当たり、国民に示すべき必須の理念であった。
「環境法令違反により被った健康被害、財物被害の補償を受ける権利を有する」の一文も、同様にチェルノブイリ被害者の苦い体験に立脚している。被害者の多くは、事故直後、何の補償もなく打ち捨てられた。91年にチェルノブイリ法が成立した後も、度重なる改悪や補償の削減に苦しめられてきた。


原発被災国が示すべき理念に

このロシア連邦憲法42条には、チェルノブイリ被害者団体「チェルノブイリ同盟」の立法提案が反映されたという。チェルノブイリ同盟は、原発事故収束作業員とその遺族を中心に設立された団体で、被害者の権利保護や立法提案に取り組んできた。
これは紙に書かれた美しい言葉ではない。チェルノブイリ法に定められた補償が削減されるたびに、被害者たちは憲法裁判所に対し、違憲立法審査を求めてきた。勝訴して改悪を阻止したケースもある。
日本でも、憲法に環境権を加えるという議論がある。「良好な環境に対する権利」というだけでよいのか。原発事故という甚大な「環境法令違反」を総括せず、この国の環境権を議論することはできない。

(聖教新聞2017年3月16(木)付 チェルノブイリ30年の教訓 環境について知る権利 原発被災国が示すべき理念に ロシア研究者・尾松亮)

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ロシア ソビエト チェルノブイリ 環境

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170328大空

未来部は宝 青年こそ希望

「3・16」のこの日を、全世界の青年部・未来部のはつらつたる前進の息吹で迎え、うれしい限りだ。
先日の日曜日(12日)、東京・新宿区の大久保会館と若松会館を視察した。朝から男女青年部がそれぞれに元気に集い合い、未来部の卒業部員会も、ご家族や担当者の方々の見守る中、楽しく行われていた。
厳護する牙城会の友も、凜々しく頼もしかった。
未来部は宝だ。
青年こそ希望だ。
わが学会の庭で、躍動する地涌の若人たちの晴れ姿を見てくれ給え!と、私は胸を張って叫びたい。

日蓮大聖人は、青年・南条時光に仰せになられた。
「願くは我が弟子等・大願ををこせ」(御書1561ページ)
広宣流布とは、仏が抱く究極の大願である。ゆえに、この大願を起こす時、青年の生命は仏に等しく、最も気高く、最も雄渾になる。昇りゆく旭日のように、鮮烈な光を放ち始めるのだ。
1958年(昭和33年)のきょう、恩師・戸田先生はご自身が命を賭して貫かれた広布の大願を、「いざ!」と馳せ参じた6000人の青年部代表に託された。
皆、無名無冠なれど、心は師弟の誓いに燃えていた。
ただ師と共に! 広布のために! この戦う心で、我ら創価の青年は道なき道を勝ち開いてきた。

戸田先生は宣言された。「創価学会は、宗教界の王者として、社会のあらゆる分野に、真に優れた人物を送り出していくのだ」と。この先生の願いの通り、今、社会貢献の人材が、日本中、世界中で乱舞している。
イタリアの同志が各界から、これほど深い信頼を寄せられているのは、なぜか。
36年前、私と出会いを結んだ尊き求道の青年たちが先頭に立って、「信心即生活」「仏法即社会」の模範を誠実に示してくれた。いかなる苦難も団結して乗り越え、後輩を大切に育てながら、一人一人が偉大な人間革命の勝利の実証を重ねてくれたからに他ならない。
世界広布の原動力は、永遠に青年だ。
いよいよ全国各地で創価青年大会も始まる。
壁を破り、決然と一人立つ青年が一切を変える。試練を越えて、永遠の土台ができる。全ては仏になる修行であり、訓練なのだ。
何より、我らには「法華経の兵法」がある。
「題目」で進もう!
「励まし」で開こう!
そして、「団結」で勝とうではないか!

(聖教新聞 2017年3月16日(木)付 新時代を進む 池田先生と共に06 未来部は宝 青年こそ希望)

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未来部 青年 躍動 イタリア