26 2016

第九の怒涛 国立ロシア美術館所蔵アイヴァゾフスキー に描かれているもの

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イワン・アイヴァゾフスキー『第九の怒涛』(1850)221×332cm


皆さんこの絵画を御存知ですか?

これは国立ロシア美術館所蔵アイヴァゾフスキーの油彩画《第九の怒涛(だいくのどとう)》です。

荒れ狂う大海で、一定のリズムで襲いかかってくる巨大な波。中でも9番目の波が最も破壊的で危険なものとされ、その試練を乗り越えると必ず天の助けがあると、昔から言い伝えられています。
難破した船のマストにしがみつく、世界を意味する6人のトルコ・アラビアの人々と、波のど真ん中で必死に挑んでいる1人の英雄。そこに容赦なく襲いかかる“第九の波”。しかし、怒涛の夜の嵐に耐えた後に昇る太陽-希望の未来が・・・

国立ロシア美術館にあるサンクトペテブルグ市は健都300周年を迎え、これを記念し国立ロシア美術館の特別のご好意により、富士美術館での展示が実現しました。この絵画を見て、皆さんはきっと自分の人生と照し合せて何かを感じ取るはず。怒涛と戦う人生こそ栄光の『師弟の道』!そう決めて生きる自分でありたいと強く願う素晴らしい絵画です。

これは2004年ごろです。
先輩が富士美術館に行った際に、「しっかり戦え。頑張れ」と私にこれを贈呈して下さったのです。
そのときに撮影した絵(写真)でもあります。


厳しい先輩でしたが、いまでもこれを見るたびに、絶対に負けてなるものかと、胸が熱くなります。

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イワン・アイヴァゾフスキー第九の怒涛国立ロシア美術館サンクトペテブルグ富士美術館創価学会池田先生

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