23 2016

テロに対する戦いとは 対話による挑戦

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テロの根絶 それは洪水の対話

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件が発生しました。
当時私は自宅のテレビを見て、あまりにも愕然としました。

前年まで少しの期間、アメリカに滞在していたのです。
しかもニューヨークに観光に行った際にワールドトレードセンタービルから夜景を見たこともあり、深い悲しみに襲われました。

そのときに池田先生はこのようにメッセージを下さいました。

今回アメリカに対してあまりにも残酷なテロが実行された。
私ども信仰を同じくする友も犠牲になった。犠牲になった市民に、一体何の罪があるというのか?
今、全人類が「テロの根絶」へと結束する時が来た。軍事的な「報復」によって、それができるであろうか?
テロの背景には、アラブ世界に広がっている「強い反米感情」があることを考えれば、ガスが充満した部屋に火を投げ込むことにもなりかねないのである。
われわれは、今回のテロ事件を「人類の法」に対する挑戦と見なす。ゆえに同じ「ジャングルの掟」に従うことを拒否する。
われわれは武力による解決ではなく、アラブ世界との大いなる対話を開始することを宣言する。
「憎悪の大火」に油を注ぐのではなく、かつてなかったほどの「対話の洪水」で、火を鎮め、世界を潤す道を選ぶ。
この2001年を、われわれは「アラブ世界との対話」元年としたい。
それがこのような悲劇を根絶する最良にして唯一の選択であり、犠牲者を慰霊する正道であると信ずる。


先生は宗教間の対話を継続されています。
その信念は、同じ人間として。

世界広布新時代 青年拡大の年が幕開けます。
任用試験(仏法入門)の受験も会友への広がりを見せています。
また、これからの時代、ニュースをみてても激変ですね。北海道としてはロシアとの問題は外すことはできません。アメリカもそうでしょう。
単なる国と国の利害の視点からではもう解決できない時代に入っています。
世俗的にいえば、win-winの関係、協力して共に共存・共栄を目指したあり方の中にしか解決する方法はないでしょう。

また、個人に置いては信頼を広げる対話。信頼を勝ち取る対話。それには自らの成長と人間革命、境涯革命なくしてできません。
これからもまた、縁する方々を大切に、また、違う価値観をもつ方々をまっさきに否定し、対話を避けるのではなく、相手の仏性を見つめ、折伏精神で、尊重理解を深め、更なる対話拡大に挑戦して参ります。
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テロの根絶対話

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