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無冠の友への新春メッセージ 2017年1月 皆さまは幸福勝利のアンカー 池田先生メッセージ

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170217マリーゴールド

尊き使命を胸に、聖教新聞の配達をされている「無冠の友」の皆さま。
配達員の機関紙「無冠」の新年特集(2017年1月)に池田先生のメッセージが掲載されましたので紹介いたします。


無冠の友への新春メッセージ 池田大作 皆さまは幸福勝利のアンカー

全国の「無冠の友」の皆さま!あけましておめでとうございます。
「世界広布新時代 青年拡大の年」の晴れやかな新春を、皆さまと共に迎えることができ、これに過ぎる喜びはありません。
さらにうれしいことに、1月2日には、わが創価大学が2年ぶり2度目の箱根駅伝に出場となりました。
この日を目指して、努力また努力を重ねてきた若人たちが、多くの温かな声援を受けて、私の故郷・大田や聖教新聞の創刊号を飾った鶴見も駆け抜け、箱根路へ、そして栄光のゴールへとひた走る光景を、私は皆さまとご一緒に、快哉を叫ぶ思いで見守っております。
駅伝競走は、各チームが襷(たすき)をリレーしてゴールを目指します。前の走者は全力を尽くして自分が任された区間を走り抜き、「あとは頼むぞ!」と次の走者に襷を託していくのです。
勝利への熱き心の襷を受け取った次の走者はまた、その心を燃え上がらせて走り切る。誰一人、どの区間も欠けることなく襷をつないだ先に、完走のゴールがあるのです。
新聞づくりもまた、駅伝に例えられるかもしれません。広宣流布への熱き心が込められた聖教新聞は、通信員の方々や記者による取材から、編集・広告、紙面製作、校閲、印刷、輸送、そして販売店へとつなげられ、最後に「無冠の友」の皆さま方が、一軒また一軒への無事故の配達というゴールを、毎日毎日、積み重ねてくださっているのです。
最終区間のランナーが、ゴールして初めて駅伝のドラマが完結するように、「無冠の友」の渾身の力走あればこそ、聖教新聞の真心のリレーも実を結ぶのです。
皆さま方こそ、信心の息吹と感動を伝える「人間機関紙」を、「日本中、世界中の人に読ませたい」という恩師・戸田先生の熱願を、全国の同志に届けてくださる、最強の幸福勝利のアンカーなのです。


さあ、人間革命の栄光のゴールへ

この「無冠」の襷が、時を超え、先輩から後輩へ、次の世代へと受け継がれ、各地で喜びを広げていることもありがたい限りです。
広島・尾道市街の対岸に位置する向島で、約30年前に自ら志願して「無冠の友」になったお母さんは、聖教新聞の配達という「朝一番の言論戦」に徹し抜いてこられました。
4年ほど前、職場の人間関係に悩む女子部の娘さんに、配達する中で苦難を乗り越えてきた自身の体験を語りました。
すると、娘さんもまた自ら志願して母の心を受け継ぎ、「無冠の友」になってくれたのです。娘さんは配達中、出会う人に進んで朝のあいさつをし、終えると心ゆくまで唱題するリズムができました。やがて、白蓮グループの一員となって対話拡大にも挑戦する中、より条件のいい職場への転職も勝ち取ることができたのです。
近隣の読者からは、「聖教新聞は、前向きで、生きる希望が湧いてくるね」との声が寄せられます。母から子へと「幸福の襷」をつなぐ姿は、地域にも信頼の輪を広げているのです。

中国作家協会・中華文学基金会の先生方より、詩聖・杜甫の像を頂いたことがあります。像には、「ひとたび筆を揮えば、風や雨さえも驚かせ、詩歌を作れば、鬼神をも泣かせる力がある」と、私も青年時代から愛誦してきた詩の一説が刻まれていました。
これは杜甫が、敬愛する友人で詩仙と謳われた李白を励ましたものです。
李白は、嫉妬の讒言によって追放され、さらには投獄され、流罪されました。その苦難の時に、杜甫は詩に託して、友に万感のエールを送ったのです。
言葉は心を動かします。友の幸福への願いを願いを込めて、生命尊厳の希望と正義の言論を、あの家にも、この家にもと、勇んで届けてくださる「無冠の友」の皆さまこそ、新たな人間世紀を照らす太陽なのです。
本年は、私が拡大の初陣の指揮を執った「二月闘争」から65年になります。
師の心をわが心として、本陣・東京から広布の大潮流を起こし、世界を駆け巡って192カ国・地域に妙法を広げてきました。
私の言論戦は、これからが総仕上げです。まだまだ書きたいことがあり、もっと励まし、もっと光を当てたい多くの同志がいます。
私のライフワークである小説『新・人間革命』も、いよいよ30巻に入り、学会の正義の闘争を綴っていきます。
法のため、友のため、社会のため、未来のための言論戦を戦う聖教新聞です。その共戦の「無冠の友」の皆さまの姿を心に浮かべる時、私のペンを持つ手には一段と力がこもります。
長年にわたり、新聞のコラムで人々を励まし続けた、アメリカの人権の母エレノア・ルーズベルトは「新たな一日の始まりと共に、新しい力と考え方が生まれる」と綴っています。
新たな一日を、誰よりも早く出発される「無冠の友」の皆さまとご一緒に、私もまた、生命力を漲らせながら、ペンを走らせていきます。
一年で最も寒い時期を迎えます。細心の注意と祈りで、絶対無事故の配達をお願いします。皆さまの無事故・安穏と健康長寿、そしてご一家の人間革命の勝利劇を、私と妻は真剣に祈り抜いてまいります。
さあ、生命凱歌の栄光のゴールへ、一歩また一歩と踏み出していきましょう!

(聖教新聞2017年1月23日(月)付 無冠の友への新春メッセージ 2017年1月 皆さまは幸福勝利のアンカー 池田先生メッセージ)

本当にありがとうございます。
無冠の友の皆さまにも本当に感謝感謝です。
ありがとうございます。
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