25 2015

境智冥合について

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法華経の智慧より、ご本尊について、池田先生のご指導を学びます。


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中央の南無妙法蓮華経は、根源の真理を示すものです。

いうなれば、生命宇宙の中心軸なので、虚空会の中心に屹立(きつりつ)する宝塔で示されている。

その左右に、釈迦仏と多宝如来がいる。これらは、妙法蓮華経の働きを示す仏です。

多宝如来は、過去仏であり、永遠の真理を表す。智慧の対境(対象)としての法を示しています。

釈尊は現在仏です。法を現実に悟る智慧を表している。

二仏並座とは、真理と智慧の一致、境智冥合を示すものです。



本来だれもが仏である。これは境です。その仏界を輝かせるのは、智慧の光です。

仏であることを自覚する智慧があって初めて仏と輝く。これが境智冥合です。

わたしどもでいえば、以信代慧、つまり、信を以て慧に代う、ですから、信心が智にあたる。

自分に仏界があるというのは客観的真理であり、境です。それを事実の上で輝かせるのが信心です。

その場でなくてはならない存在になる事が境智冥合です。
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以上となります。

お題目を上げている姿。現在の自分の姿。
不二だということを学ばせて頂きました。

ありがとうございます。
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