22 2020

緑内障は眼圧を下げるだけでは不十分 ミカンの皮が酸化ストレスを防ぐ!?

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200222みかん

緑内障は眼圧を下げるだけでは不十分 ミカンの皮を食べて酸化ストレスを防ぐ!?

 少し昔の記事ですが、こんな情報がありました。詳細は以下リンクをご覧ください。

緑内障の治療は眼圧を下げるだけでは不十分!

 2018年9月18日の緑内障に関する記事です。解説は東北大学大学院医学系研究科眼科学分野助教の檜森紀子さん。
私も以前、緑内障の治療で東北大学に受診させて頂き、大変お世話になりました。
引き続き新たな治療方法の発見・新薬の開発をどうぞよろしくお願いします!期待しております。 ^^

 日本人の場合、緑内障患者の約7割は眼圧が正常(10〜21㎜Hg)な正常眼圧緑内障のようです。私もそれに該当します。
 治療で眼圧を下げても、視野障害が進行する場合があります。これまた私も該当します。
 このように日本人の緑内障に対して、眼圧を下げる治療だけでは限界があります。

 そこで、東北大学は、「酸化ストレス」に着目。今回の研究では、酸化ストレスが高い(抗酸化力が低い)ほど神経細胞が障害されやすく、緑内障が重症化しやすいというデータが出たようです。

みかんの皮に多く含まれるヘスペリジンというポリフェノール

 酸化ストレスを軽減する食品素材で着目したのが、ミカンの皮に多く含まれるヘスペリジンというポリフェノールの一種で、陳皮の有効成分。柑橘類(特に熟す前の青みかん)の皮や袋、スジなどに多く含まれ、毛細血管の強化作用があり、血流改善、血管力アップ、免疫力アップの作用があるといわれています。「ヘスペリジン」は、「ビタミンP」とも呼ばれています。

 東北大学は、ヘスペリジンの酸化ストレスを抑制する作用に着目し、ヘスペジリンが緑内障にどのように作用するのかを検証しました。

 その結果、ヘスペリジンを投与した緑内障モデルマウス群は、投与しない緑内障モデルマウス群と比べて、網膜神経の細胞死が2倍以上、抑えられました。

 また、ヘスペリジンによって網膜の酸化ストレスがどれくらい抑えられるかを調べたところ、緑内障モデルのマウスに酸化ストレスを加えると、ヘスペリジンを投与した群は、投与しない群に比べて、網膜の酸化ストレスが約4倍、抑えられました。

 つまりこの研究によって、ヘスペリジンが神経細胞を酸化ストレスから守り、緑内障の発症や進行を抑える可能性があることが示唆されたのです。


 あとは人間ではどうなのか、是非とも検証していただきたいものです。また、今回は網膜神経とありますので、視神経の場合はどうなんでしょうか。緑内障は視神経が壊死する現象でもあるため、この点も気になります。もちろん。臨床実験の際には私のデーターも提供させていただきますので、使ってください(笑)

 私もみかんを食べる時は、頑張って皮も食べていましたが、なかなか長く続きません。何故って、苦くて…
 でも今でもみかんに付着している、白い袋やスジの部分はよく噛んで食べるようにしています。

 これからも、ミカンの皮を食べて酸化ストレスを可能な限り防ぎ、少しでも緑内障の進行を遅らせることができたら、喜ばしいですね。もしみかんの皮のエピソードがあればお知らせください^^

ありがとうございます。
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