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13 2020

下流社会とはなにか 新たな階層集団の出現

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200713モモンガスカイリス

下流社会とはなにか 新たな階層集団の出現

題名 下流社会 新たな階層集団の出現 284P
著者 三浦展(みうらあつし) 光文社新書


下流と言うのは単に生活水準が低いと言うことではない。コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、つまり総じて人生への意欲が低い、ということをさす。

その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きているものも少なくない。その方が楽であり、それで生きていくことができるからだ。

インターネットは遠く離れた地域と瞬時にコミュニケーションが取れ、広い世界を縮小したと言う意味で「世界の縮小」をもたらした。しかし、もともと狭い日常の世界が更に縮小する危険もある。

簡単に言えば、井の中の蛙を増やすことにもつながる。自分と同じような人間とだけ付き合って、俺たち皆平等だ、中流だと思っていてもいつか知らぬ間に同じ世代の中ですら拡大している格差に気付かないと言う危険がある。

以上、このようなことが書かれている本であった。

ひとつの見方として確かにそうなのであろうと思う反面、未来に希望を見出すような本書ではないように感じた。
私にとっては特段感動を促す内容でなかったが、あきらかに多様化し続ける今の時代に対し、社会制度や価値観そのものを変えてゆかねば国の存続そのものがしいだろうと感じた内容である。

この下流社会、という定義自体、経済至上主義の価値観であり、今までの物差しでの見解からきている発想であろう。
この経済至上主義の価値観でいうところの上流を、誰もが憧れ、目指すべき方向ではなくなったのだろう。

では目指すべきはどこなのか。

それは、多様な価値観を持ちつつも、感動を与え、希望を与えてゆける価値観、生きていること自体が素晴らしい、と思える価値観を社会の仕組みに反映させ育むことではないだろうか。

それはまさに、心の時代、生命の時代に突入している証拠であると思う。

以上です。
本当にありがとうございます。
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下流社会 三浦展 生命

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