24 2020

アメリカ生活で感じたこと ホームステイ(homestay)ってどんな感じ?

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200724家

ホームステイってどんな家?

ホームステイ、これが経験できたおかげでアメリカの生活をたくさん知ることができました。2000年の時ですが。^^
私は不思議なタイミングと縁があってか、8件もの家庭を体験させていただき、日本とアメリカの文化の違いを体験させていただきました。

まず食事は非常にシンプル。主に肉とポテトが主食のご家庭が非常に多かった。
食を楽しむという文化が日本と違うなあと感じたものです。もちろん各家庭の水準があると思いますので、簡単に比較はできませんンが。

大抵の家には地下室があります。そこには寝室があったり、ビデオ鑑賞室があったり、トレーニングルームがあったりと普通の部屋として使っていました。
しかし、当時の私からすると洞窟に住んでいるような感じでした。。。
これも不思議な感覚です。私は太陽が好きで、日差しの中での休息が大好きです。なので、あえて地下室で楽しむ生活スタイルってなんだろうかと感じたものです。

当然のように土足で家の中を出入りします。外と家の中の区別が明確に分かれていないことは、私にとってこれは実にショックでした。
えー、もしう〇こ踏んだらどうするの??慣れるまで理解が追いつきません。
また彼らは素足で外に出たりする事なんかへっちゃらです。そう、平気な人が多かった。
土足のままベットに横たわるとか平気です。

これはその昔、狩猟民族だから24時間自分の身を護るための文化の名残だ、と教えていただきました。
そう、いざ何かがあった時にすぐに移動できるように、戦えるように、家の中でも靴を履くのは自然なことなのです。




200724USA_homestay.jpg

ホームステイ先のみんなと

色々な家庭がありましたが、ほとんどの家庭は共働きで、実にみなさんお忙しかったです。
そう、文化というよりも、それぞれの家庭の事情により違うことも多かった。例えば日本といっても色々な家庭があるのと同じです。

家族喧嘩の絶えない家族。これは毎日のように母と娘のバトルが凄かった(笑)。私はなるべく地下に引きこもっていました。

リッチでエリートな家族。モルモン教徒の家族でしたが色々教えてくれました。

また、気さくな家族、温かい家族、一人身の人。

様々なご家庭がありましたが、共通点として感じたのは、話す場は努力してこちらから作らなければできないということです。
日本のように、黙っていても色々察して「おもてなし」アプローチをしてくれる家庭はありません。
何かあれば、こちらから話しかけるのが鉄則です。そう、自発能動が原則です。

ですから、ためらわずにどんどん話しましょう。
私はホームステイのおかげで文化の違いを知ることができました。




ちょっと感じた事

日本人は繊細で細かいところによく気づき、相手の心を察知して言葉なくして気遣い配慮できるといわれますが、なるほどよく感じました。

私が感じたアメリカ人は、違いました。
そのようなことは必要ありません。何故かと言えば、思った事は言葉に出し、相手に伝えることが常識だからです。
この違いは、日本人から見ればアメリカ人は冷たく感じるかもしれませんが、アメリカ人から日本人を見れば、無口で大人しく何を考えているかわからない、となるわけです。

つまり、この日本の繊細な気質・相手の心を読もうとする力・自分の心を形で伝えようとする文化が繊細な仕事、器用な仕事をこなし、世界最高峰の技術分野を伸ばしたのでしょうか。
またアメリカの多種多様の人種社会・弱肉強食の文化が生き残るために経済至上の文化を築きつつ、多様な文化を抱擁するとともに個人を中心に、干渉しない、尊重した社会を作り発展したのでしょうか。

もちろんこれは私の主観であり、あくまでも当時の自分の立場から感じたことであります。
当時から数十年も経過していますが、世界平和を考えると、これからも益々東洋と西洋の融合と歩み寄りは不可欠でしょう。

当時私が学んだ事、それは自分の心、思いを言葉や声を使って、相手がわかるように伝える、ということ。
これはわたしがいつも苦手としているところですが、相手を想う心、思いやりがあれば、それは必ずできるということです。

そう、ここで大切なのは、「そうそう、あの人は思いやりがないからな~。思いやりを持って私に接してもらいたいものだ。」
これは誤りです。
あくまでも、相手に求めるものではなく、自分が相手を思いやり、心を感じる努力や成長をしていくと、といことを忘れずにいたいものです。みながそう思いやっていくことで、世の中はさらに良くなって素敵な世界になるでしょう。 

これからも努力と思いやりのある人間に成長していきます。
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