21 2016

仏法西還と広宣流布 中国

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第三文明12月号に、松岡幹夫(まつおかみきお)氏と佐藤勝(さとうまさる)氏の対談のなかにありましたので抜粋します。

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佐藤)
 そして、現実の「仏法西還」を考えてみると、最大の空白になっているのが中国ですね。言い換えれば、今後の最大の課題は中国への広宣流布でしょう。それが、どれくらい先になるかはわからないにせよ、池田会長はそこまで見据えて行動してこられたと思います。
 香港、マカオにおいては、「一国二制度」のもとで、すでにSGIの活動はフルに認められています。また、中国の大学に池田思想研究所が次々と設立されるなど、創価学会に対する理解も十分に広がっている。つまり、将来布教が認められたときのための基礎固めは、もうできていると言っていい。

松岡)
 そうした一連の出来事も、「存在論的平和主義」の一つの表れだと、佐藤さんはとらえておられるのですね。

 ※「存在論的平和主義」 とは何かを一言で説明するなら、「『平和を叫ぶよりも、平和を生きる人が増えていくこと』 を重視する平和主義」 ということ。「平和を叫べば平和がやってくる」 と考えるような、理想論的平和主義とは似て非なるもの。

佐藤)
 はい。仮に将来、中国大陸に確固たるSGI組織ができたとするならば、それこそが日中間の最大の安全保障になると私は思います。公明党が政権の一翼を担う日本が、SGI組織のある国と戦争をすることは考えられないですからね。そのとき、日中間の安全保障はSGIによって担保されるわけです。池田会長は、そのような未来まで見据えたうえで、長年日中友好に尽力してこられたのではないでしょうか。

松岡)
 あらゆる智慧を用いて中国を仲間にしていき、そのことによって平和を築いていく。それこそまさに、「存在論的平和主義」に立ったアプローチだと思います。・・・
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先生は中国を大事にしていきなさいといわれた意味を、これからの私たちは深く考えていかなければと思います。

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